サラ・ペイトン「右脳から体験するNVC」ワークショップに参加して
先週、大好きなCNVCトレーナーであるサラ・ペイトンさんが来日して、ワークショップが開催され、2日間のワークショップに参加してきました。
2年前の秋にサラのワークショップに参加した時に、脳神経科学に魅せられ、自分なりに勉強してきたことが繋がって、本当に実りある二日間でした。
2年前、サラのワークショップで、愛着と脳神経科学とNVCの関連性について学び、愛着のワークで、私はパニックを起こし、50人以上参加しているワークショップで1時間も涙が止まらず泣き続けるという出来事がありました。
自分が安定した温かい愛着を持った関わりを生まれてから一度も持ったことがなかったという絶望を体験した瞬間。
これが私が喉から手が出るほど望んでいたものの正体だと知った瞬間。
ただ、あなたにどんなことが起こっているかな?という温かい気持ちで、手を触るというワークで、本当に「これっぽっち」のことでした。
これっぽっちを手に入れられていなかったのだ、という絶望でもありました。
そして、その頃、自分が安全だと思う相手に対する攻撃性が止まらないことに嫌気がさしていて、でも自分でアンコントロール状態になってしまうということを、サラにエンパシーしてもらった時に、自分の中で「溶解する何か」がありました。
「あなたの脳の一部は、長年の暴力に晒されたことによって破壊されていてもう元のようには戻らないかもしれない」という失ったものへの温かい共感でした。
サラにエンパシーしてもらったことを、今も思い出すだけで涙が出ます。
あれは、私に与えられたギフトでした。
本物の、混じり物のないギフト。
そのサラにまた会いたいなーと思っていて、ようやくその機会が訪れたことに感謝があります。
脳科学とファミリーコンステレーションとNVCを体験する二日間でした。
またたくさんのギフトをもらって、私もこのギフトを循環させていきたいなと思っています。