会社に25年勤めたこと
Points of Youのトレーナー講座で、終了後に懇親会があり、話をしていた時に、経歴の話をしていた流れだったか?詳細は忘れたけど、会社勤めしていた時の話になった。
最初の出版社に5年、転職した通信会社に約20年勤めた。
途中、休職したり、産休したり、育休したり、勤務年数的には抜けてる時間もあるけど、約25年間、ザ 日本企業の大企業にいた。
日系企業でいわゆる大企業(資本金1億以上かな?)にいたら、外資やベンチャーで働いている人には驚かれるような話が山ほどある。
案件で、部長説明を通すのに、履歴版を削除しないでおく。
例えば10回めに説明に入るときに、初版をちょっとだけ変えて出したら、それが通る時があるから。
みたいな冗談みたいなことがあったなぁ(笑)とか。
ただの無駄なような、他の会社では役に立たないような、だけど、その会社では、そのような文脈になっているもの。
自分の考えではこう思うけど、上司の指示どおりに資料を作成したら、違うといわれるのは、ストレスが大きかった。
「お前が言ったとおりに作ったんじゃ、ボケ!」とは言えなかったw。
その上、汲み取って作れといわれる。
期限は決まっていて、考えて決めてくれる人はいなくて、出しても出しても却下されて、それにめげないメンタルが必要だった。
運用のSEをしていた時は、決まっているマニュアルどおりのこと以外はできないが、故障が起きたら夜中でも早朝でも起こされて、電話の音がだんだん空耳で聞こえてくるようになって、挙げ句の果てに鬱病になった。
私にまったく向いていない仕事だった。でも、10年やった。マゾか。
という話などをしたら、
「その経験は、すごい財産だよね。そういう人の気持ちがよくわかるね」
というフィードバックをもらった。
そうだな、と思う。
20代と30代の全部使って、会社組織で生きたことは私のなかで残って、次につながっていくんだなと。
そして、
やったことのないことは、体験になって落ちてこない。
そういうことだなー。
今日はこんな感じ。
おやすみなさい。