アカルイツキ

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「傷つく」ということ

自分が「傷ついた」と自覚したとき、何が起きますか?

 前回の記事で、私は自分の傷ついた体験から自己嫌悪のパターンについて書きました。

mayuminaba.hatenablog.com

自己嫌悪が初期値で立ち上がってくるになっている時だったら、

① 傷ついたことはなかったことにして見ない。

② 相手の言葉に対して、自分のできる最大限のポジティブ解釈をする。

③ 相手は私のためを思って言ってくれたのだと脳内インプットする。

④ 私は相手から思われている、と解釈する。(←①のなかったことが強化される)

⑤ 後から(何年も経ってからということもある)、不快であり、見なかったことにしていた傷つきが「忘れてんじゃねーよ」と暴れ出す。

⑥ こんな私はダメだと自己嫌悪する。

⑦ ②〜④を繰り返す。

というような流れが起こっていました。

傷つきがあるとき、①の前に、傷ついたことへのショック+相手への怒りが湧いてくることがあります。

(あまりに麻痺させていて、それも感じないようになっている場合もあるが、それはまた別の機会に)

 「なんでこんなひどいことを言うんだ」「わかっているのにそこまで言われたらつらい」「もう少し言い方があるんじゃないか」「人がみている前で言うなんて恥をかかせて」などなどの怒りや憤り、恥というような感情がわいてきて、出てくる内なる言葉。

ようは、「相手がこんなことを言わなければ自分は傷つかなかった」=相手のせいで自分はこんな傷つく羽目になった、というようなことが起きる。

私は子どもを産む前は、傷ついたということすらわからなくなっていて、子どもを産んで自分の子どもの頃の記憶が戻ってきたら、怒りがわいてイライラが止まらなくなった。その時、この「相手のせい」がよく起こりました。

そして、そこにまた自己嫌悪が発動して「そんな相手のせいにしてしまう自分を嫌悪する」というループが待っていました。

 

そして、このループにハマると、全くなんの気づきも起きず、乗り越える課題も明らかになりません。。。同じループが永遠に回るのです。次の気づけるタイミングまで。(自己嫌悪にとらわれていると、そのタイミングをことごとく逃したなあと思います・・・)

  • 怒りがわく自分に自己嫌悪してダメ出しする。(怒りを感じることは悪いこと、と思っていることも多い)
  • こんなことでショックを受ける自分をダメ出しする。
  • そんなことで傷ついたりしてはいけないことになる。

傷ついたのになかったことにしているし、ショックも受けてはいけなかったし、怒りがわいてくるのもアウト!だったら、自分が何を感じているのかわからなくなります。否定に次ぐ否定!否定オンパレード!!!!

そして、私の場合は、他人軸、他律(=つまり人の顔色を伺って、他人の価値観に合わせることで正しいとする)が強かったので、こういうときに何を感じるのかを他人に委ねる、ということが起きました。(書いていて、そんなバカなことが?と思うけど、そんなことが起こるのが人間の素晴らしい生存能力のなせるワザ。この話も書きたい・・・)

 

前回の記事で書いたフィードバックでいただいた言葉の中で、私は確かに「傷ついた」自覚があったのだけれど、あの場で出た言葉で、「言ってはいけなかった言葉」や「もっと言い方が違っていたらよかった言葉」や、「言いすぎた言葉」や「傷つけようとする言葉」は一切なかった。

それが一切なかったのに、傷つくということが起きる、という自分を受容したということだったと思います。

 

真剣に、ギリギリのところ、本当に自分に正直になってさらけ出す相手への言葉。

受け取ってもらえるかわからないけれど、精一杯の配慮をして、それでもなお届けようとする言葉。

そういう言葉でも、「傷つく」ということが起きるけれど、それは、相手の言葉で傷ついたのではなくて、自分の「内側にある傷つき」なのだ、ということ。

それを明らかにする機会をいただいたのだ、ということだと思いました。

だから、自分の傷つきについては自分で癒すのです。「自分で」というのは、人の力を借りないということではありません。でも、全部を人に頼るのでもなく。

 

真剣(刀のこと)で向き合ったら、真剣を振りかざすだけで、皮膚が切れることがあるそうです。でもそれを怖がっていたら、向き合うことすらできない。傷つかないように、傷つかないようにと逃げ回っても同じところにしか止まれない。一歩踏み出すには、向き合って、交わってみるしかない。

最初からそこの景色は見れないけれども。だんだんそこに居られるようになる。

そんな感じかなと思っています。

 

ただ、自己嫌悪にまみれている時には、この真剣に向き合ってくれている人と、マウンティング(話ずれるけど、マウンティングっていつから普及したんでしょうか?でも、最近通じやすいので。ようは、支配するための攻撃。自分が上だと誇示するためのもの。無自覚にやっていることも多い)して傷つけようとしてくる人の区別がつきませんでした。

その話は長くなるので、また別の機会に。

 

別の機会に書きたいことは、トークライブで話すかもしれません。

11月12日(月)の平日ですが、興味ある方ぜひ!

トークライブ『「あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』をテーマに語る

 

やっぱりいくらでも話せそうだ^^;;; 

 

 

 

 

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他にもワークショップなどやっております。

★募集中のワークショップ

11月2日(金)13時半〜

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11月17日(土)13時半〜

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