アカルイツキ

LIVE MY LIFE♡LOVE&JOY 私らしく。あるがままで正直に生きたい人を応援しています。

【本】死について「「死」とは何か」の読書会に参加して

https://www.instagram.com/p/BrSZG7SgG6P/

一人では絶対読みきる自信がなかった本。ABDで読んで、その後のダイアログが面白かった!死について、明るく楽しく真面目に語るって、すごくいいなー。哲学書は、読むの難しいから、一緒に読めるのはありがたいし、わからなさを共有できるのも、いろんな視点をもらえるのも、本当に豊かだなぁという時間でした。#読書 #ABD読書倶楽部#死とはなにか

 

先日、ABD読書会で「「死」とは何か」」を読んできました。

哲学の本で、なかなか読み解くのが難しい内容なんで、自力で読む自信がなく。

でも、12月は亡くなった大事な人の誕生日があり、死を感じる月でもあって、向き合ってみようかな?という感覚で。

30ページくらいを読んで、B5用紙6枚にまとめるのだけど、今まで何回もABD やったなかで、一番難しかった!!!

自分の解釈はいれずに要約する、のだけど、編集力が問われるなぁとつくづく。

そして、要約は本当に苦手で、カウンセラーの資格をとるときのカウンセリングの実習のときも、何度も指摘された私ではありますが、練習してきた甲斐はあるんだなぁなどと思いました。

その要約を3分でプレゼン。

ちょっと話はずれるけど、ABDは、いろんな能力が発揮できる読書会でもあり、それが面白い。

時間内に読んで、要約して、プレゼンして、ダイアログする。

プレゼンも、最初ははじめの1、2枚で3分経ってしまって、めちゃくちゃ焦ったりしたなぁと。今回、ほぼ3分ぴったりで発表できてやったぁ!と心でつぶやいてみたり。

こうやらなきゃ!はなくて、なんとなくフワッと置いといて、やってみる。

という体験の場でもあります。

 

さて。

死について。

身近な人の死で、死体が怖くなくなったのが19歳。

死んだことがないのに、なぜ私たちは死は悪いもの、と考えるのか?

友が死ぬ、ということは、二度と触れられないってことで悪いと言えるかも?

死ぬまでの過程で痛みがあったら悪い?

例えば、

①宇宙船に乗って友が旅立った。宇宙船と連絡がとれなくなり、友がいつ帰ってくるかはわからない。

②宇宙船に乗って友が旅立った。宇宙船が爆破し友が即死した。

この2つは、友に会えない、触れられない、会話を交わすことができない、などはまったく同じであるが、人は②のほうが悪いと考える。

という例が書いてあって、そして確かに、①と②は、違うと捉えている私がいるな、と思って、それはなぜか?というようなことを、自分に問う時間になりました。

 

正解がなくて、わからない、ということに、不快さを感じて、すぐに結論がほしくなる私もいるけれど、

ほんの少し踏ん張って、わからないことを持ったまま、対話してみることができるようにもなって、その先の世界が覗ける楽しさがありました。意識の筋トレ。

 

参加されたかたたちの、死についてのダイアログがとても豊かで、多様で、本当によい時間だった!!

 

人は必ず死ぬ。

だけど、死を体験できる人はいない。

死そのものは、体験できないからこそ、永遠のテーマになるんだろうなぁ。

 

 

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義

 

 

 

© 2018-2020 akaruitsuki/Mayumi Inaba