映画『君の名前で僕を呼んで』 ~Call me by your name~
#君の名前で僕を呼んで #愛の物語 #号泣必至 #映画 #callmebyyourname
気になっていたのだけど、どうしようかなあと思っていた映画。
(DVDが出てからでもいいかな?と思っていたという意味)
最近知り合った83歳のファンキーな女性から、強烈に薦められたので映画館で観てきました。
嗚咽した。
久しぶりに映画館でタオル噛んだ。声が漏れないように。
北イタリアの小さな町での6週間の17歳の少年の恋の物語。
1980年代の話だから、同性愛に今よりずっと偏見も強く差別的だったと思うんだけど、そういうのがあまり感じられなくて、
人はただ人を好きになるんだな、と思う。
それは、なんか、ただ「好き」がその二人の間に存在する、というような。
主人公のエリオが、同じ年の女の子のマルシアと付き合うようなシーンもあるんだけど、女の子の方にある「好き」は、エリオにはないんだな、とか。
エリオとオリヴァーの間には、儚くて危うげなものとして存在している、というような。
音楽がすごくよかったです。
ピアノの音が、響く。
ラストの父と息子の会話が本当に本当に胸を打つ。
ここ泣きすぎちゃって、もっとちゃんと観たかったと後悔していますw
オリヴァーと別れて悲しみでいっぱいのエリオを、ただただ受け入れて
「痛みや悲しみを葬るな。感じた喜びで満たしてほしい。」
という父の言葉に、涙止まらずでした。
ここだけ取り出すと、良さが伝わらない〜〜〜〜!!残念すぎる。
ので、ぜひ観てくださいw
この両親の愛がすごくて、こういう物語を見ると、前は、なんで私にはこのような両親がいないのだろうと思っていたのだけど、今は自分の子供たちにとって、こんな親であれたらいいなと思う。