アカルイツキ

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答えはいつも自分の中にあるということ

またまた、お久しぶりの更新になってしまいました。
書きたいことを温めていると出せなくなっていくので(笑)
未熟なままでも出していこう、アウトプットの練習だ!と思っている今日この頃です。

 

さて、カウンセリングをしていると、つくづく、人は自分の中に全部答えを持っているんだなあと感じます。

先日、久しぶりに自分の話を、高橋ライチさんがやっているカウンセラーズゼミの公開カウンセリングと言う場で、20分聴いてもらいました。
カウンセリングでいう『傾聴』をするときには、話を聴くときに、聴き手は、一旦、自分の価値観や感情や思考は横に置いておいて、クライアントさんの話にそのままついて行く、と言うことをやります。それをやらないで話を聴くと、話し手は自分の話に没入できず、聴き手に対して確認するように話してしまうからです。
下手すると、話し手が話したいことではなくて、聴き手が聞きたいことを話す、みたいなことが起きます。

これ、やったことがなくて、初めてやると、いかに自分が聴いていないのか?がわかります。普段の会話だと、自分の意見をいつ言うか?相槌を打つか、打たないか?話を聞きながら、別のことを思考している、ということをやりながら、人の話を聞いているからです。
ただそのまま聴く、というのは、聴き手の在り方そのものが出ます。
誰に聴いてもらうか?で、全然、体感が違うのは、そのためです。

話を戻しますが、話し手は、自分に没入するだけでは、観察ができないので、聴き手がそれをポイントしていきます。応答や、質問や、要約を返す、などして。
カウンセラーは、そこはある程度、数をやってみて、だんだん体感を鍛えて行くことが必要で、しかしながら、実戦で練習する場はあまりないので、こう言うフィードバックをもらえる場は貴重です。

「聴く」をさらに磨きたいと、この場に参加しているメンバーたちに一緒にいてもらいながら、話を聴いてもらいました。

けっこう、長いこと、結論は出せないまま、定期的に波のようにずっとグルグル持っている悩みを話したので、20分聴いてもらったからといって、解決するだろうなどとは全く思っていなくて、実際、スッキリ解決!とはなりません。

でも、鋭い質問をもらったりして、自分の口から、思わず出てきた言葉が「ああ、やっぱりな」というもので、「私はもともとそのことを知っている」というような感覚になったりします。

それが、自分の中に答えがあるってことだなあ、と思うのです。

私のクライアントさんたちも、私がアドバイスしたり、答えを導き出したりしなくても、みなさん、自分で答えを持っていて、「そっちに進むことを知っている」のです。ただ、それを、確認したことがないので、そこにたどり着くのに少し時間がかかるだけだったり、聴いてもらうことで深度を進められたりするのだと思います。

なんかちょっとモヤモヤすること、ザワザワしたこと、誰にも話せないと思っているようなことを「聴いてもらう」と、そこから自分の答えが見えるかもしれません。

 

今回、聴いてもらうときに、「話をする私」を観察しながら話してみたのですが、出すときに、ちょっとだけズラす、というのをすごくやっているなあと気づきました。
真ん中からスッと出す、というアウトプットを、如何にしていないかということに気づけて、そこの練習をしていこうと思いました。
カウンセリング(聴く)するときは、横に置いとくんだけど、アウトプットするときは、ど真ん中に持ってくるをやるって、面白いですよね〜。

今日のところはこの辺で。

 

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