アカルイツキ

LIVE MY LIFE♡LOVE&JOY 私らしく。あるがままで正直に生きたい人を応援しています。

☆講座・ワークショップなどのお知らせ☆

☆最新の講座・ワークショップのお知らせ☆

 アカルイツキで開催する講座やワークショップのお知らせです。 

 【今後の開催予定】お申し込みはリンクページからお願いします!

<呼吸シェア会>

呼吸のオンラインオープンクラス不定期に開催しています。

https://akaruitsuki.peatix.com/view

Peatixからお申し込みください。

・8月13日(木)21時30分〜22時30分 自然呼吸
・8月25日(火)10時〜11時 深呼吸
・8月27日(木)21時30分〜22時30分 深呼吸


 *単発参加も受付けています!
  mayumi.inaba178@gmail.comまでお問い合わせください。

 

 ★個人セッションは随時受け付けています。お気軽にお問い合わせくださいね!
<個人セッション対応内容>
・カウンセリング
・Points of Youコーチン
・クリーン・ランゲージセッション
・神経系セラピー
TFTセラピー(つぼトントン)
・ヒーリング(レイキ、アクセスバーズ)
アロマテラピー調合
・呼吸シェア
*お申し込みは以下のフォームからお願いします。

アカルイツキ:個人セッションお申込みフォーム

 

akaruitsuki.strikingly.com

 

 

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誰もが自分らしく、そのまま真ん中の自分を現して生きていけますように☆

LIVE MY LIFE!!!!!

CRM(総括的リソースモデル)のモニターセッションやります

アカルイツキの稲葉麻由美です。

週末3連休は、CRM(総括的リソースモデル)というモダリティのセミナーに参加していました。
先月から受けていて、まだ来月も受けるのですが、クライアントさんに実施してもOKとのお話がありましたので、やってみたい方がいたらセッションいたします。

comprehensiveresourcemodel.com(日本語ページはありません)

 

CRMの何がすごいかって、トラウマとリソースを同時に活性化させて、そこにとどまった状態でセラピーするというところです。
完全に根っこの部分を癒し、そして、再発しないように固定するところまでやります。
これは、もうただのセラピーではないなという感じですが、今まで何をやってもどうにも・・・という人や、解離しやすいパターンを持っている人にはとても有効だと思っています。
解離は、別に特別なことでもなんでもなく、「向き合うべき問題なのに、向き合えない(話ができないなど)」「セラピーの最中に眠くなる」なども解離の一種です。解離は生き延びるための手段なのですが、解離する自分をコントロールできないというところに、もっともジレンマを感じると思います。
そうしたくてしているのではないのに、そうなってしまうという感じ。


自分もデモセッションをしていただいたのですが、特に愛着に関するトラウマの場合、自分の顕在意識に記憶できていないのに、自分の潜在意識や細胞には記憶されていて、自動反応で不本意な反応が起きることがよくあります。

そして、現代は愛着のトラウマをもっていない人はいないと言われています。
(現在、健全な愛着で育っている人でも、過去世や世代間DNAでその反応は持っているため)
そこにいかに安全に対処できるか?は、多くのセラピストたちが四苦八苦しながら取り組んでいるわけです。下手に踏み込むと、再トラウマ化するし、悪化する可能性もあるからです。
しかし、そうなると人間同士でそれを癒すのは難しいよね・・・って思ってしまいます。セラピーする側も、たいていトラウマを持っているから、そこをセラピー中に活性化してしまったりするからです。

また、感情をオープンさせると、神経系は反応しますが、オープンするだけでは、反応の書き換えやその書き換えた反応の再固定化ができず、オープンしたことでより反応が強くなってしまう、なんてことも容易に起こります。
それを、きちんと活性化させたうえでそこにとどまり、最後まで処理することができるのがこのCRMです。

CRMは、神経生物学的にきちんとエビデンスを取っているモダリティながら、超感覚を使ってセラピーする感じです。

私はIFS(内的家族システム)も学んでいますが、IFSでやるパーツワークをもっとパワフルにしたような感じもあります。
パワフルなんだけど、すごく慈愛に満ちていて、温かいです。

脳、神経、認知に同時に働きかけるセラピーです。
このモダリティの創始者のリサが、CRMはトランスフォームすると言っていたのですが、まさに、「Tranceformeする」というのがぴったりです。
いままで多少のチェンジを繰り返してもなんともならなかったところに直接アクセスして働きかけることができるし、言葉ですべてを語る必要はなく、非言語の領域で処理できることもたくさんあります。

しかも、無意識下でやるのではなく、きちんと意識化に持ってきて処理するので、本当に安全です。


このセミナーを受ける前に、リサから言われていたことに、
「真の大人の自己である覚悟がない人にはCRMはできない」
というのがあります。
セラピスト自身が、もっともヘルシーでなければいけないとも。

真の大人の自己であるかどうか?は、私たちがどのような存在なのかという在り方そのものであり、それはただ単に技術を使うというだけではなく、自分そのものをトランスフォームする必要があるわけです。

そのプロセスを歩む覚悟があるか?ということですね。
その覚悟をして受講し始めていますが、厳しい道のりではあるものの、自分が今までかぶっていた仮面がどんどんはがれていくようで面白くもあります。

いま、そのほかにも進行中のプロセスがあるのですが、そこともリンクしている感じがしています。

本当にありのままの自分、そのままの存在、魂の存在、その意識で生きるということだと思います。

そんなセッションを受けてみたい方は、アカルイツキのFBメッセンジャーかメールでご連絡ください。

https://www.facebook.com/akaruituki

メール:mayumi.inaba178★gmail.com (★を@に変えてください)

一回90分~になります。
個人セッションのみとなります。オンライン可能です。

セッション料金は、モニター料金で90分9,900円(税込み)になります。(ただし、2回目以降は通常料金)
愛着関連の課題を取り扱いたい場合は、1回で終了せず、継続して受けていただく可能性が高いかと思います。

 

 

 

<レポート>子どもに伝える性の講座、11月3回開催しました

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11月の22日(日曜午前)、26日(平日午前)、28日(土曜夜)に、同じ内容で3回の「子どもに伝える性の講座」を開催しました。

満席になり増席して開催できて感無量です。

ずっと念願でやりたいと思っていた講座を開催できたこと、また、皆さんにもそれを受け取っていただけたことがとても嬉しい!

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オンライン開催~

各回、オンラインの開催での開催で、2時間半の時間を使い切っての講座になりました。オンラインだと、2時間くらいが集中力などの面からも適当かなあ・・・と思っていたのですが、シェアしたい内容がもりもりで。。
性教育の幅はたいへん広いので、もう少し切り出して、いろんな講座として開催してみるのもいいかなと考えています。

内容としては、

  • そもそも性教育ってなに?
  • 性教育ってやったほうがいいの?
  • 性教育はいつから?
  • 性的なことって、聞かれたらどうしたら・・・?
  • 性教育ってどこまで親子で話したらいいの?
  • 子どもに話すときに気をつけたほうがいい言葉ってあるの?
  • 性被害から子どもを守るためには?

ということを中心にお話しました。

参加いただいた方からのご感想としては、

子どもへの声かけなどすぐに取り入れてみたいです。

子供が自分で性器を触ってしまうことについて聞けたことがよかった。「安心するため」など、子供なりにいろいろな理由があるという事を知れたので、子供にそのような様子があるときに、もしかしたらそうなのかもしれないという視点 を持って接することが出来るような気がした。

 

包括的性教育という概念を知ることが出来てよかった。

 

子供に自分を大切にして、相手も大切にできる人になってほしいと改めて思った。

 

参加者の皆さんも含めて話しやすい雰囲気にして下さったので、とても参加しやすかったです。内容も多角的にそれでいて流れも上手く組んでくださっていたので、あっと言う間に感じました。講座でもお話しましたが、性教育の講座を今まで受けていて、モヤっとポイントが必ずありましたが、今回の講座ではなく、自分らしく子どもたちに性教育をしていけそうな気がしてきました。今回受けて良かったです。

 

性教育について理論的な捉え方と、具体的な声かけの例などを両方学べたので、とても有意義でした。いろいろな文献を紹介してくださったのも良かったです。今の自分の関心に合っているものから読んでみようと思います。

 などなど、嬉しいご感想をたくさんいただきました!!!!(感涙)

 

年齢・発達別の性教育や、テーマ別の性のお話などに関心も高い方が多く、周りの人にも薦めたいというお話もちょうだいしたので、これから定期的に開催していけたらと思っています。

気になるテーマなどおありでしたら、お気軽にご相談くださいね。リクエストも随時お受けしております~。

 

 

児童虐待・子どもへの暴力防止フォーラムに参加して

アカルイツキの稲葉麻由美です。

 

NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンドの主催する児童虐待・子供への暴力防止フォーラムに参加しました。

https://www.mcfund.or.jp/news/2020/001033.html

 

今年の2月に開催される予定でしたが、コロナ禍の影響で延期になり、さらに会場だけでなく、オンラインでも参加できるようになりました。ありがたし。

 

NPO 法人児童虐待防止全国ネットワーク理事長の吉田恒雄さん、 NPO 法人子どもすこやかサポートネット副代表理事の高祖常子さん、アフターケア相談所ゆずりは所長の高橋亜美さん、一般社団法人 J-CAPTA チーフディレクターの木村里美さんなどが講演者として登壇されました。

 

コメンテーターは津田塾大学客員教授村木厚子さん、コーディネーターは人と組織と地球のための国際研究所代表者の川北秀人さん。

大変豪華なメンバーが登壇されていますが、なんと参加費無料でした。素晴らしい。

ドコモが助成金を出して活動した NPO 法人の報告会などがありました。

このような活動がもっと広く知られたらいいのになあと思います。

 

高祖さんは、「叱らない子育て」を提唱されていますが、「しつけ」のための暴力が子どもの命を奪っているということ、虐待死している子どもの親のコメントはいつも「しつけ」である、このことから体罰・暴力の法的禁止を求めるロビー活動を熱心にされていたとのこと。2020年4月1日に体罰禁止の法律が施行されています。

 

こんなときどうしたらいいの? 感情的にならない子育て
 

 

日本は、家庭内の暴力・殺人が、非常に多いという話もありました。

 

また、「困った親は、困っている親」である。

「自己責任で相談できる、できない」ということではない。

という話もあって社会的な構造を変えていくということが今後ますます重要になってくるんだなぁと思います。

 

また支援団体がお金で困り始めているという話もあったり、今までは直接の支援にしか助成金がついてこなかったけれども、調査や統計研究に助成金がもっと必要になってくるというお話がありました。

 

緊急救援→生活基盤支援→社会経済モデル再構築

 

この流れが今後ますます加速していくのかもしれません。

 

このフォーラムは後ほど YouTube で見られるようになるそうです。

モバイル・コミュニケーション・ファンドのホームページで案内が出るそうです。

 

 ゆずりはの高橋亜美さんのご著書。

 

性暴力救援マニュアル刊行シンポジウムに参加しました

アカルイツキの稲葉麻由美です。

 

富山県議会議員で産婦人科医の種部恭子先生が「性暴力救援マニュアル」を」出版されました。

 

性暴力救援マニュアル

性暴力救援マニュアル

  • 作者:種部 恭子
  • 発売日: 2020/10/15
  • メディア: 単行本
 

 

その記念シンポジウムか2回にわたって開催され参加しました。

シンポジウムの概要は以下のようなものです。

Part1

性暴力被害の現状 産婦人科医 種部恭子先生

緊急避妊について 産婦人科医 北村邦夫先生

性暴力を受けた女性の心理状態と生活上の影響、フェミニストカウンセラー  井上摩耶子先生 ✕ 周藤由美子先生

法医学の観点から 法医学者、医師 高瀬泉先生

 

Part2

 性暴力被害者への急性期医療のポイント  (産婦人科医・河野美江先生)

 こどもと性暴力被害の実態  (小児科医・溝口剛史先生)

 性暴力被害が疑われる子どもへの事実確認のポイント  (心理学者・仲真紀子先生)

 学校での性暴力を防ぐために  (養護教諭・金子由美子先生)

 

本書の内容

本書は産婦人科医として30年、女性を診る医療現場に携わってこられた種部恭子先生が企画。産婦人科医、法医学者、感染症医、精神科医、小児科医、看護師、弁護士、カウンセラー、養護教諭など、多職種にわたるエキスパートに性暴力の被害者支援のために必要なことを執筆いただきました。編者の序文に「あったこと」を「なかったこと」にしないとあるように、司法判断を導くための材料を見落とすことなく保全するために、そして何より性暴力被害を受けた方々の心身の健康を取り戻すために、医療に何ができるか、渾身の思いを込め、1冊にまとめられました。

 

 

性暴力やドメスティック・バイオレンス(DV)は、ジェンダーに基づく暴力行為であり、人権侵害かつ重大な公衆衛生問題です。

性暴力を「なかったこと」にしないために、とこの本の冒頭に書かれています。

この国ではまだまだ、性暴力はなかったことにされています。

 

私は公認心理師臨床心理士の資格は持っていないので、クリニックや病院で働くことはできません。(クリニックや病院で働く時に大抵資格を求められるので)
ただ、性暴力被害者支援をするための学びは継続的に受けています。

普段、医療従事者や法曹界の方と直接お話する機会はあまり多くありません。セミナーなどでお会いした時にお話するくらいです。

このシンポジウムは、普段はほとんどをお会いすることのない医療現場で働いている現場の医師の方の実際の声が聞けて、貴重な機会でした。

 

特にパート2は子どもへの性暴力被害の支援に取り組んでいらっしゃる先生方ばかりだったので大変勉強になりました。

小児科医の溝口先生のお話は特に興味深く victiimologyを専門とする医療者がほとんどおらず”変わり者”扱いされている。客観的な医学評価を持って論じていても、虐待や性暴力に関することは「運動」扱いされる。

そんな中先生方が変わり者扱いされても諦めることなくずっと活動されてきたそのことか今日に繋がっているという話がありました。

特に「性虐待を受けた子どもは、最も傷つき、最も不適切な侵害を受けた子どもであり、最も配慮されなければいけない子どもである。

それにも関わらず今の日本では十分な配慮がされているという現状にない」とお話されていて、本当にこれは、とても重い責任だと思います。

また、虐待の治療は非常に難しく、予防こそ本当に重要だと気づかれたという先生自身のお話がありました。

これはまさにそのとおりで、被害後に、さらに2次被害を受けて、その後、何十年も経ってから治療に取り組もうとしてもなかなか回復が難しいという現状があります。

初期の治療が非常に大切ですし、そのためには予防活動もとても重要だと思います。

 

また仲真紀子先生の「子どもを傷つける聞き方」についてのお話は、子どもだけでなく誰に対してもそうではあるけれど、被害を受けた子どもに対してより注意深く、配慮していくということが本当に大切だと思いました。

自分で出来ない時には無理に聞こうとせずただそばに寄り添い、ワンストップセンターなどの専門的なところで話を聞いてもらうということが適切な場合もあります。

子どもに話を聞くときには、子どもにコントロール権を渡す。

「教えて」という姿勢がとっても大切とおっしゃっていました。

 

パート1の北村邦夫先生は、緊急避妊薬が諸外国では10代の若者にはほとんど無料で配布されるという話に、日本でそれをやったらどのくらいの予算が必要なのか計算したそうです。

先生の計算によると約150億でそれを実現することができます。

戦闘機のオスプレイが1台3600億。そのことを考えたら、どこに国の予算を使うのか、私たちはよく考えなくてはいけないですね。。。。

妊娠は女性の体にしか起こらない、人工中絶は、リプロダクティブ・ライツである。

日本では No means No が定着していない。

性交同意年齢は13歳となっているにも関わらず、性教育がまっとうに行われていないということなどをお話しされました。

また同意について、0歳から学べるとおっしゃっていたのが印象的でした。

例えば、家で料理が美味しくないと言われた時に、「そんなこと言うもんじゃないよ」と教えていたら、「嫌だ」と言ってはいけないと教えてるのと一緒だと。

普段、そのように教えているのに、性的なことだけ別に教育することはできないのではないか?とおっしゃっていました。

日常の中から同意について教えていなければ、身に付いていくものではないのかもしれません。

 

とにかく盛りだくさんの内容で学びが非常に大きかったです。

医療にできることや、アカデミアにできることがまだまだたくさんありそうです。

これからの先生方のご活躍にも期待しながら、自分でできることも考えていきたいと思います。



神経系の癒しを学ぶ~神経インテグレーション講座受講しました

アカルイツキの稲葉麻由美です。

お久しぶりの更新になってしまいました。
noteとの使い分けがいまいちできていない気もしますが、こちらのブログでは仕事に関する学びなどやお知らせなどをしていきたいなと思います!

 

先日、浅井咲子先生の神経インテグレーション講座を受講しました。

 (浅井先生の翻訳された本。こちらの本の解説もたくさんしていただきました!)

 

ポリヴェーガル理論を中心に、神経系へのセラピーを複数組み合わせて、わかりやすく教えてくださるので、いつも助かっています。

これは一般向けではなくて、臨床をしている人向けの専門的な講座で、愛着や発達性トラウマについても触れています。

浅井先生の講座は2018年から継続して受講していて、春にはポージェス博士のオンライン講座も受けたので、神経系についても、だいぶ理解が深まってきました。

神経系は解剖学なども絡んできてとても難しい面もあるのですが、新しくわかってきた部分がとても多いので学びがいがあります。

 

今回の神経インテグレーション講座では、発達性トラウマへのアプローチの仕方を多角的に学びました。

発達性トラウマとは、子供の成長の過程で起きてくるトラウマのことです。

幼少期からの慢性的なトラウマによって生じる心身の不具合のことになります。

関係性の困難さ、自己統合のなさ、攻撃性、機能低下、易刺激性 などを持ち成人後も万能な養育者を求めている、長引く防衛戦略を生き延びるために使っている、関係性の中での習慣が潜在記憶に残っている、など様々な生きづらさを抱えています。

感情の調整不全、不安定な対人関係、否定的な自己意識、認知の歪み、言動の問題など神経系の不調生が身体症状となって発現しやすいと言われています。

 

発達性トラウマの原因は様々ですが、幼少期の不適切な養育によるもので愛着障害との 関連も深いです。

 

その生きづらさは神経系の不調整から起きていることがポリヴェーガル理論によって解説されつつあります。

神経系を調整していくことによってその生きづらさから解放されていくことが分かって来ています。

今回のセミナーでは

  • 多重迷走神経理論応用セラピー
  • 自己調整とレジリエンス
  • 内的家族システム療法
  • 神経生物学的解離アプローチ
  • 総括的リソースモデル
  • ソマティック・エクスペリエンシング療法
  • 動的愛着パターン組み替え

などのセラピーから神経系へのアプローチを学びました。

私がやっている呼吸・整体でのワークや調整法なども神経系を整えるのに非常に役に立つということが理論からもしっかり理解できました。

心理的なアプローチからではなく、身体的な神経系からの調整を十分にしてから、心理的なアプローチに行くととてもうまくいく場合も多いようです。 

神経系の癒しの世界はまだまだ奥が深く探求のしがいがあるなあと思っています。

 

今月から CRM 総括的リソースモデルの集中セミナーも始まるので、とても楽しみです。

 

CRMの講座のオーガナイズをしてくださっている花丘ちぐささんの「その生きづらさ、発達性トラウマ? ~ポリヴェーガル理論で考える解放のヒント」という新刊が発売されています。

 

 

神経系からつながりを取り戻すセラピーについて、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。

個人セッションで提供しています。

 

 こちらの本もおススメ。

レジリエンスを育む―ポリヴェーガル理論による発達性トラウマの治癒
 

 

 

いじめ構造変革プラットフォーム定例会に参加しました!

いじめ構造変革プラットフォーム定例会(第2回)@オンライン:
「いじめ観」を問い直す~いじめ模擬調停から学ぶ多様な立場からの違い~

というワークショップに参加しました。
友人が前回でていて、とても良いからぜひ!と勧めてくれたものです。

弁護士の真下麻里子さんが講師というのも大きく。

 真下さんは↓の著者で、NPO法人STOPいじめ!ナビの理事も務められています。

弁護士秘伝! 教師もできるいじめ予防授業

弁護士秘伝! 教師もできるいじめ予防授業

 

 

ワークは、「模擬調停」です。いつもと違う立場で、いじめ問題を体験するというのがこのワークショップの意図であり、醍醐味。

いじめ加害者代理人といじめ被害者代理人、そして調停委員の役割になって、ロールプレイングするというワーク。

これが、たいへん、たいへん、貴重な体験でした。

わたしは加害者代理人のロールをやったのですが、いままで実生活では、加害者側を弁護する立場には立ったことがなく、役割としてでも実際に自分の口で声に出して、やってみるというのは、頭の中で考えているだけでは起きないことが起きるなあと思います。

演劇が尊いのはこういうところだな、とも思う。

考えるだけでは、流れてしまうことも、自分の身をとおして感じることによって、まったく違う気づきを得ることができるわけです。

そして、法律というものがどういうものなのか?ということを肌感覚で知ることができます。

法律は、偉い人が遠い場所で作ったり使ったりしているわけではなくて、わたしたちの身近に確かにあるものです。

平時の時にそれをいかに使いこなせているか?

真下さん曰く「団子の串が刺さっているか?」という状態にしておけることが大事。


いじめを語る上で大人が向き合うべき大切なこと | Mariko Mashimo | TEDxHimi

真下さんがTED×Himiで語ってるので、ぜひぜひご覧ください!

 

主催の「PIT(いじめ変革推進プラットフォーム)」さんの、理念がすごくよいなと思いました。

”人が、たがいにありのままでいられる社会を”

わたしも、どんな人もありのままでOK!という社会であってほしいという願いがあります。

そのためにわたしができることもある、そんなことも思った1日になりました。

 

海外のウェビナーを受講しています〜ポリヴェーガルとかNVCとかCRMなど

こちらのブログに投稿するのが久しぶりになってしまいました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

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わたしは、この4月5月は、オンライン生活になったおかげで、出られることになったセミナーがあったり、海外からのウェビナーに出られたりして、面白いなーと思っています。
先生たちの来日予定がなくなってしまって、残念だなあという気持ちもあったのですが、世界中どこにいても繋がれるのだ!と思えるのがとても嬉しくもあります。

ウェビナーは複数月にまたがって開催されるので、その間、学びを深めることもできたりしてとてもいいです。

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ティーブン・ポージェス博士夫妻

4月から6月にかけては、ポリヴェーガル理論の提唱者であるスティーブン・ポージェス博士のウェビナーに参加しています。
このCovid-19の影響をポリヴェーガルの理論に沿って解説してくれるなど、この時期ならではの学びも得られました。

5月に夫人のスー博士が、オキシトシンについて抗議してくれたのですが、神経とホルモンの関係とかも本当に複雑に絡み合っていて、面白いです。
ホルモンはジェンダーによる差異があるかもしれないという臨床での実績が出てきていて、まだ研究は始まったばかりですが、研究者の先生方が解明してくれる時期もそう遠くないのではないかと思います。

何千年も前から、人々がやってきていることの科学的な検証がここにきてたくさん出せれていることがとても不思議な感じですし、深い自分自身が選んできたことに間違いがないことも納得な感じ。

4月は、サラ・ペイトントレーナーのNVCセミナーにも参加することができました。

こちらは当初、日程的に、4月に泊まりの合宿に参加するのは非常に難しく、諦めたのですが、オンラインになったおかげで参加ができるようになって、とてもよかったです。
わたしが出た回は、「お金と共感」と「罪悪感と恥」でしたが、どちらも本当に深いテーマで何度やっても新しい発見があるなあと思います。

サラのWSはとても大好きで、脳神経科学とNVCを結びつけて解説してくれるので、わたしの関心と重なる点が多く、学びが深いです。

 

そして今日は、今年のGWに、「CRM」(Comprehensive Resource Model® (CRM))のセミナーに参加する予定でいたので、こちらのウェビナーに。

comprehensiveresourcemodel.com

創始者のLisa Schwarzさんが来日して、CRMの5日間の講座が開催される予定だったのですが、コロナの影響で来日が取りやめになり、講座自体は来年に持ち越しになりました。

このCRMは包括的なリソースモデルと言って、全体性を扱うトラウマ療法でわたしの考えていることにかなり近い感じがあるなーと思って、それを体系化されているということで大変興味を持っている分野です。

The Comprehensive Resource Model® (CRM) is a neuro-biologically based, affect-focused trauma treatment model which facilitates targeting of traumatic experiences by bridging the most primitive aspects of the person and their brain (midbrain/brainstem), to their purest, healthiest parts of the self.  This bridge catalyzes the mind and body to access all forms of emotional trauma and stress by utilizing layers of internal resources such as attachment neurobiology, breathwork skills, somatic resources, our connection to the natural world, toning and sacred geometry, and one’s relationship with self, our intuition, and higher consciousness. The sequencing and combination of these resources, and the eye positions that anchor them, provide the opportunity for unbearable emotions and pain to be stepped into and felt fully while the client is fully present and aware moment to moment which changes how the memories affect the person.

 

Comprehensive ResourceModel®(CRMは、神経生物学に基づいた、影響に焦点を当てた外傷治療モデルであり、人とその脳(中脳/脳幹)の最も原始的な側面や自己のパーツを最も純粋で健康的な状態に橋渡しすることで、外傷体験の対象を容易にします。この橋は、愛着神経生物学、呼吸ワーク、ソマティックリソース、自然界とのつながり、調色と神聖な幾何学、そして自己との関係などの内部資源の層を利用することで、あらゆる形態の感情的トラウマとストレスにアクセスするために心と体を触媒します、私たちの直感、そしてより高い意識。 これらのリソースのシーケンスと組み合わせ、およびそれらを固定する目の位置は、クライアントが完全に存在し、時々刻々と気づき、記憶が人にどのように影響するかを認識しながら、耐えられない感情と痛みを踏み込んで完全に感じる機会を提供します。 (Google翻訳

 ウェビナーは先行のプレセミナーということで、概要の講義でしたが、とても素晴らしい内容で、来年の講座が非常に楽しみになりました。

セラピスト自身が、本当に健康で、自分自身の深いトラウマと向き合っていなければ、このワークはできないとはっきりリサが言い切っている点も、とっても納得。

いろんな言い訳をして、ツルッと表面的にいいかおをしている偽物ではなく、本物の真の大人の自己として、今ここにあり続けることができる人であろうというのは、もう本当にその通りですよね。

 

まだ来月以降も続くのでとっても楽しみ。この学びをシェアする機会も持ちたいなー。

かなり専門的なので、噛み砕いて一般に通じるようにしたいというのがわたしの望みです。

 

© 2018-2020 akaruitsuki/Mayumi Inaba