デリケートゾーンケアのススメ
先日、三宅はつえ先生のデリケートゾーンケアの講座に参加しました。
三宅先生は現役の助産師さんで、デリケートゾーンケアアンバサダーの養成もされています。
デリケートゾーンって、まだ、なかなか聞きなれない言葉で新しい言葉だと思うんだけど、要は、女性の下着で隠れるゾーンのことを呼称しています。
海外では、デリケートゾーンのケアは、母から娘にきちんと教えるところもあるらしいけど、日本でそんなことしている母娘の話を聞いたことがない。
だけど、平成17年(2005年)小林製薬が、デリケートゾーン向けのフェミニーナ軟膏を発売したら、売上が非常に好調であったりする。
それが意味するのは、みんな我慢していただけで、それだけ需要が高かったっていうことだと思います。
「明るいワイ談は楽しいでしょう?」と茶目っ気たっぷりに、楽しく講義してくださり、改めて、私たち女性が、いろいろ抑圧されてきてることを痛感しました。
ちつのトリセツの共著者、たつのゆりこ先生と一緒にデリケートゾーンケアの普及につとめていらっしゃるそうです。
このちつのトリセツは、更年期を迎える女性には必読!と思う。
内容は同じで、元CAの方が書いてる本はこちら↓ こちらの方が手に取りやすいらしいです。(笑)
デリケートゾーンは、お顔と同じで、全く同じな人はいなくて、一人一人違うこと。
まぶたよりも薄い皮膚で、しかも、弱酸性の複雑な部位だからこそ、他の部位と同じ石鹸で洗うのではなくて、専用のケアをするのが良いということをお話されました。
顔を洗う時、洗顔料を使う人が多いかと思うのですが、それと同じってことで。
石鹸はアルカリ性なので、弱酸性のデリケートゾーンを洗ってはいけないわけですね・・・。
顔の保湿ケアしない人はあんまりいないと思うんですが、デリケートゾーンも、顔と同じくらい保湿ケアが必要とのこと。特に40代以降は、どんどん乾燥してくるらしいですよ。
そして、女性は、40歳すぎたら、体の不調は、まず婦人科へ行くのがオススメとのこと。ホルモン量の変化による、頭痛、耳鳴り、腰痛などの不調がでるので、まず、ホルモンの調査してもらうのがいいみたいです。
受診するときのコツは、「くじけない!!!」(←ここでもかー!!!)
相性の良い先生に当たるまで、くじけないで受診するのが大事とのこと。産婦人科医にもいろいろいて、婦人科系のことには詳しくない人もいるとのことでした。
三宅センセが、お口とプライベートゾーン(水着をきた時に隠れる場所)は、「心と身体と未来がつながっている、大切な場所」だと子どもに説明して、とおっしゃっていましたが、本当にその通り!
そのほかにもいろいろ楽しいお話を伺って、ホクホクして帰ってきました。
私は、こちらの記事を読んで、デリケートゾーンケアの専門商品を初めて買って使ってみましたが、なんかすごくいいです。
女性であることをゆるされた、という感じがすごくしました。
誰かのためとかではなくて、自分で自分を大事にする感覚が芽生えるというか。
そんな感じです。
それではまたー。
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性教育の講座、承ります〜。
★個人向けのカウンセリングもやっています。
自分らしく、ココロとカラダと自分全部でイキイキと暮らしたいあなたに!
神経ナビゲーション講座を受けてきました
カウンセラーのいなばまゆみです。
先日、浅井咲子先生の「神経ナビゲーション」の2日間の講座を受けてきました。
半年前から申し込んで、ようやく受講できた〜!^^
この講座は、一般向けではなくて実際に臨床をしている人向けだったので、自分のセラピー、カウンセリングにも役立つ情報が満載でした。
トラウマの療法に携わる精神科医や臨床心理士、ボディーワーカーの方々が大勢(50名くらい?)参加していて、満席でした。
このワークショップでは、「多重迷走神経理論(ポリ=ヴェーガル理論)」の S.W.ポージェス、「自己調整のレジリエンス」の K.キャッシーとT.スティーブ、「センサリーモーター」の J.フィッシャー、「内的家族システム療法(IFS)」のR.シュワルツなどの理論を紹介していただけ、ケアする側もされる側も癒される、そんなアプローチについてマスターするということをやっていきました。
神経チャートを見ながら、今、どんな状態になっているか?ということを見ていき、ワークも入れながら、わかりやすく情報を共有するアプローチを学んでいきます。
神経について、最近解明されている部分が多く、本当に面白くて、しかも安全なアプローチができるので、トラウマや解離などのひどい症状に悩んでいる人にも安全に働きかけることができます。すごく可能性があるなーと思っています。
今回は、1日目は、ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)に基づくPVT(ポリヴェーガルセラピー)とソマティック・エクスペリエンシング(SE)のアプローチ、2日目は、自己調整のレジリエンス、神経生物学的トラウマモデルと、内的家族システム(IFS)のアプローチを学びました。
2日間で、盛りだくさんで、お腹いっぱい。
ポリヴェーガル理論の本↓
ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」
- 作者: ステファン・W・ポージェス,花丘ちぐさ
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2018/11/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(未翻訳)
↓浅井先生の本(これから読むのがオススメ)
「今ここ」神経系エクササイズ 「はるちゃんのおにぎり」を読むと、他人の批判が気にならなくなる。
- 作者: 浅井咲子,大越京子
- 出版社/メーカー: 梨の木舎
- 発売日: 2017/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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↓SEのピーター・リヴァイン博士によるトラウマの本
↓ 身体からのアプローチに興味のある方は、この本は全体的にオススメ。
身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法
- 作者: べッセル・ヴァン・デア・コーク,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2016/10/11
- メディア: 単行本
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癒しとは何か? 生理学的に見た統合とは?という観点でお話いただき、自分の中でかなり、学びの統合がおきました。
今まで、マスターセラピストたちが、試行錯誤しながら実践してきていて、効果が上がってきていることが、神経の分野からエビデンスが上がって実証されてきている、ということが理解できたことも大きい。
「エビデンスがないと、信じられない」というのは、結局、鶏が先か卵が先かなんだなーと。
NPO法人のレジリエンスの講座でも、「エビデンスを待ってたら、今、目の前で困っている人を助ける方法がない」という話があって、そのことについて考えていたので。
トラウマにより(特に、複雑性トラウマの人の場合)、常にサバイバルモード(人が最低限生きていけるモード)となっていると、日常生活で様々は不具合が出てくることが多く、そのことで二次被害を受けることも多い。
それが、神経系が解明されることによって、こんな風なことが起きていて、このように調整していくと良いらしい!ということがわかってきたことは、とても希望があるなーと思いました。
ただ、すぐに回復する目処がたつわけではなくて、神経系を調えるにはかなり時間がかかるけれども、それを諦めずにずっと寄り添ってやっている支援者がいることも確かなわけで。
私にとって、健やかな神経系が育まれている場合に、それを意識のフォーカスを変えるだけで、モードを切り替えられるということがわかったのは、ユリイカ!!!でした。
神経系のアプローチの良いところは、安全であるというところ(セラピーによる揺り戻しがほとんどない)と、自分でできるというところです。セラピーやカウンセリングなしで、自己調整できるようになるのが、一番良いのですが、神経系へのアプローチほど自分で使えるのは、なかなかないと思います。
神経系を調えるのに、手遊びもとても良いそうです。あやとり、お手玉、リリアン、刺繍などなど。
興味のある方は、個人セッションで提供しますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
http://akaruitsuki.strikingly.com/
【鑑賞記録】オルランド〜対話と鑑賞
友人宅で、映画鑑賞プラス対話の場。オルランドを鑑賞。芸術に浸る。#映画鑑賞 #オルランド #対話 #美しいものだらけ
ヴァージニア・ウルフという人の世界観に興味があって、友人が開いてくれた鑑賞会に参加してきた。
芸術家のお家で、芸術鑑賞。美しいものって、見ているだけで至福の時間。
1992年の作品なんだけど、まったく古さや時代を感じさせない作品で、時代が作品に追いついてきたんじゃないの?みたいな感覚。
ストーリーは、ざっくりこんな感じ↓(Wikipedia)
16世紀末のイングランドに生まれた貴公子オルランドは、彼を寵愛するエリザベス1世に永遠の若さと命を保つ使命を与えられ、事実その通りになる。ロシアの皇女との儚い恋や、志した詩作への挫折への傷心からイングランドを離れ、大使として東洋に赴任した彼は、その国の王と邂逅し、一生を通じて親交を結ぶ。やがて、その王も死去して祖国に戻ったオルランドは永い眠りに落ち、やがて目覚めたとき、その肉体は男性から女性へと代わっていた。そのセンセーショナルな出来事で一躍、社交界の華となるオルランドだが、その彼女に相手にされなくなったかつての同僚・ハリー大公は、嫉妬からオルランドの資産を没収する訴訟を起こす。そんな中、オルランドは風来坊のシェルマディンと恋に落ち、生涯の伴侶とするのだった。
不老不死の両性具、オルランドが400年を超える時を生きている間に起こる数々のこと。
初めは男性であったオルランドが、寝ている間に女性に変化するところが大きな軸で、男性として女性を愛し、女性として男性を愛し、子を宿して、育む。(しかし、子を育んでいる時に男性はそばにいなかったな)
男性の時に女性にしたことが、女性になって同じことが起きたりするけど、その時にあれ???それは変じゃない?と思うなど。
「君は僕のそばにいるのが幸せだよ」みたいなの、ほんと変なんですよ。。。。ものすごい違和感あるのに、なぜあれにのめりこむのか?という疑念。
自分の視点が変わっていることなどにも面白さがあったし、監督のサリー・ポッターがなんかすごく好きな感じの女性だった。
メイキングで、スタッフたちが長時間労働と資金不足についての話がたびたび出てきて、そこらへんは時代を感じさせる。しかし、これ、今もまだ解決に至ってない話だよねーとも思う。
ヴァージニア・ウルフというと、難しい・・・みたいな先入観がどうしてもあるのだが、映画はユーモアもあって、笑えるところもたくさんあった。
そして、主演のティルダ・スウィントンが、まさに両性具有的な魅力で、この人がいたから撮れた映画なんだろうなーという感じ。
見た後に、信頼できる人々と、語らうことで見えてくるものがあって、鑑賞と対話は面白いなーと思った。
一人で観て、いろいろ思いを馳せるのも大好きなんだけども。
私の場合、どうしようかなー?とか、観てもいいかな?くらいな弱い動機のものは、対話とセットになっていると、鑑賞後がすこぶる良い感じがする。人からオススメされて見るものとかにも良さそう。
これを見た後に、田房永子さんの最新刊を読んだのだが、なんかいろいろに共通項が感じられたのが面白かった。
田房さんの本についてはまた今度。
【鑑賞記録】映画 神と共に〜第一章:罪と罰
久しぶりに映画館で観た映画。ハ・ジョンウの映画にハズレなし、ということで観てきました。
韓国で1440万人の観客動員を達成したというモンスター映画らしい。すごい。
人は死んだらどこへ行くのか?という不変のテーマで、CGやアクションを駆使して作られたエンターテインメント作品。
以下、ストーリーの内容に触れます。
続きを読む第9回学びのシェア会〜境界線についてのシェア
先週、2ヶ月ごとに学びを持ち寄りシェアしている学びのシェア会の第9回目が開催されました。
私は今回、発表者の一人で、「境界線」についての今までの学びを20分間分シェアしてきました。境界線は、長年、私の生きている中でのテーマでもありました。
20分と時間を決めて、膨大な量の知識の情報を整理していくと、絞りだした後の純度の高いものが出てくるような感じがしました。
ざっくりですが、私が発表した内容はこんな感じ。
・境界線には、身体的、感情的、精神的、霊的境界線がある。
・境界線の例え(風船と土地を例に使って)
・自分の内側と外側&自分という存在の捉え方
・安心安全はどこにあるか
・選択と関心
・境界線をつくるコツ8つ
・本音と本氣
聖子さん(まだこの世にない仕事のつくり方)→まゆみ→ライチさん(信仰とエゴとコミュニティ)の順で発表したのだけれども、これが見事にシンクロしていて、聖子さんが発表の中で具体的に話してくれたことが、私の発表の中で「さっき、聖子さんが言ってた〇〇がまさにこれのことです」みたいに説明できるという。共創の場になっていたなーと感じています。
共感(同調)性が高い人は、自分で自分の境界線を侵害している、ということが起きることもお話ししました。自分の”我慢”により周りの平和が保たれている(と考える)なら、それは自分で自分の境界線を侵害しているのです。
恐れからくる優しさは、本当の優しさだろうか?ということ。
内側と外側のバランスが大事で、相手を信頼してできることをするだけで良いし、選択できる範囲と関心の範囲を分けて考えることができるようになることが、安心安全を自分の内側に持つことにつながることなどを発表しました。
これ、やっぱりすごく大事なことだけど、まだ世間一般の常識にはなってないなあとも思いました。
学びのシェア会は、「途中のことを途中のまま発表する」ということを大事にやっているんだけれど、この境界線について発表して、私の中で、いったんこのことについてはもう学びを仕入れなくてもいいなという感覚になりました。
発表してみんなに聞いてもらい、質問や対話をして、私個人ではもう十分だなーというところまできたな、という感じ。
人に教える時に、完璧に全部知ってからでないと教えられない、というのがなんとなくずっと貼り付いていたのだけど(質問されたら答えられないことがないくらいに)、そういうことじゃないなーというか。学びに終わりはないし、ここまでの学びで血肉になっていることは、私から手渡せるものになっているんだなーというような感じ。
終わった後に「もうずーっと、まゆみさんの話を聞いていたい」と言ってくださった方がいたのだけど、ああ、そのように思ってもらえるのだなーと感じて、このままで良いんだな、という感じになりました。
場を作って、そこで出してみる、というのは、こういうことが起こります。
参考文献↓(境界線をつくるコツ8つのことが書いてあります)
- 作者: ヘンリー・クラウド,ジョン・タウンゼント,中村佐知,中村昇
- 出版社/メーカー: 地引網出版
- 発売日: 2014/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 19人 クリック: 167回
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学びのシェア会は、ほぼ固定メンバーで非公開でやっているのだけど、新しい人も毎回一人か二人は招待した中から参加してくださって、その場は一期一会です。
このメンバーで、この場だから起こることが面白くて好きだなーと思います。
今回もありがとうございました!
次回は告知して瞬殺で埋まってしまい、すでに満員御礼・・・すごい!
次回も楽しみです。
答えはいつも自分の中にあるということ
またまた、お久しぶりの更新になってしまいました。
書きたいことを温めていると出せなくなっていくので(笑)
未熟なままでも出していこう、アウトプットの練習だ!と思っている今日この頃です。
さて、カウンセリングをしていると、つくづく、人は自分の中に全部答えを持っているんだなあと感じます。
先日、久しぶりに自分の話を、高橋ライチさんがやっているカウンセラーズゼミの公開カウンセリングと言う場で、20分聴いてもらいました。
カウンセリングでいう『傾聴』をするときには、話を聴くときに、聴き手は、一旦、自分の価値観や感情や思考は横に置いておいて、クライアントさんの話にそのままついて行く、と言うことをやります。それをやらないで話を聴くと、話し手は自分の話に没入できず、聴き手に対して確認するように話してしまうからです。
下手すると、話し手が話したいことではなくて、聴き手が聞きたいことを話す、みたいなことが起きます。
これ、やったことがなくて、初めてやると、いかに自分が聴いていないのか?がわかります。普段の会話だと、自分の意見をいつ言うか?相槌を打つか、打たないか?話を聞きながら、別のことを思考している、ということをやりながら、人の話を聞いているからです。
ただそのまま聴く、というのは、聴き手の在り方そのものが出ます。
誰に聴いてもらうか?で、全然、体感が違うのは、そのためです。
話を戻しますが、話し手は、自分に没入するだけでは、観察ができないので、聴き手がそれをポイントしていきます。応答や、質問や、要約を返す、などして。
カウンセラーは、そこはある程度、数をやってみて、だんだん体感を鍛えて行くことが必要で、しかしながら、実戦で練習する場はあまりないので、こう言うフィードバックをもらえる場は貴重です。
「聴く」をさらに磨きたいと、この場に参加しているメンバーたちに一緒にいてもらいながら、話を聴いてもらいました。
けっこう、長いこと、結論は出せないまま、定期的に波のようにずっとグルグル持っている悩みを話したので、20分聴いてもらったからといって、解決するだろうなどとは全く思っていなくて、実際、スッキリ解決!とはなりません。
でも、鋭い質問をもらったりして、自分の口から、思わず出てきた言葉が「ああ、やっぱりな」というもので、「私はもともとそのことを知っている」というような感覚になったりします。
それが、自分の中に答えがあるってことだなあ、と思うのです。
私のクライアントさんたちも、私がアドバイスしたり、答えを導き出したりしなくても、みなさん、自分で答えを持っていて、「そっちに進むことを知っている」のです。ただ、それを、確認したことがないので、そこにたどり着くのに少し時間がかかるだけだったり、聴いてもらうことで深度を進められたりするのだと思います。
なんかちょっとモヤモヤすること、ザワザワしたこと、誰にも話せないと思っているようなことを「聴いてもらう」と、そこから自分の答えが見えるかもしれません。
今回、聴いてもらうときに、「話をする私」を観察しながら話してみたのですが、出すときに、ちょっとだけズラす、というのをすごくやっているなあと気づきました。
真ん中からスッと出す、というアウトプットを、如何にしていないかということに気づけて、そこの練習をしていこうと思いました。
カウンセリング(聴く)するときは、横に置いとくんだけど、アウトプットするときは、ど真ん中に持ってくるをやるって、面白いですよね〜。
今日のところはこの辺で。
第8回学びのシェア会〜平場では出せない話
お久しぶりです。アカルイツキまゆみです。
ブログの更新がお久しぶりにならないようにしていきたい今日この頃(^^;;
さて、先週、第8回学びのシェア会が開催され、久しぶりに発表しました。
今回は新年度が始まり、環境が変わった方も多く、参加者も少なめだったためか、いつもよりももっと濃いシェア&対話内容になった気がします。
もはや、ここで出せない話題はないなーと私自身の内側の安全も育っていることを実感。
今回の発表は、
- レッジョエミリアアプローチの学び(えりかさん)
- 解離について
- JKビジネスを働く側から考える(ライチさん)
の3つの事項についてのシェアでした。
解離については、長いこと勉強してきているのですが、なかなか発表する、アウトプットするまでにいたらず、ここまで来ましたが、今回、20分間(ちょっとオーバーした^^;;;)という時間の中で、「解離を知らない人に向けて解離について話す」というチャレンジをしてみました。
実際にはメンバーの中には知っている人もいたと思うけれど、知らない人が聞いてもわかるように、という点を意図して話せたのは、自分の中でクリアになる部分があって、とてもよかった。
解離は誰でも起こりうる人間の機能の一部なんだけど、グラデーションがあって、そのグラデーションの端から端ではやはり全く違う体験がある、ということだなーと思うし、たとえ自分が体験していなかったとしても、知っているというのは、力になるし、助けになるし、安心に繋がるし、安定するのだと思う。
知らないことが怖かったり、不安だったりするのは普通で当たり前のことだということ。
知らない人が怖がったり、不安だったりするところから行動してきたことについて、「ああ、この人は知らないだけなんだな」と認知することは大切だなーと改めて気づいたシェア会でした。
解離については、もっと普通の当たり前のこととしてみんなが知識を持っていたら、より生きやすい社会になると思っているので、これからも学んだり、もっとアウトプットしていきたいと思います。
解離のグラデーションの中で、一番強い状態の解離が、解離性同一性障害ですが、この障害は認知度が非常に低いので、その話もちょっとしました。
解離性同一性障害については、以下の本が参考になります。
オルガさんの「私の中のわたしたち」
中島サチさんの「マイ・レジリエンス」
えりかさんのレッジョエミリア(北イタリアの小さな市)の保育改革から我々が学べることについての話も面白くて、対話を大切にしたいえりかさんの想いが伝わりました。
シェア会の良さは、シェアしている人のメガネを通した社会をみれるところだなと思うのですが、今回も、えりかさんからはそのように見えるのだなーというのが、まざまざとわかって、それが興味深かったです。
ライチさんのJKビジネスの話は、ホワイトハンズのイベントで学んだことのシェアでしたが、20分の対話では物足りない!これについては、夜通し語れるぞ!!という内容で、また話したい〜。
JKビジネスを、「よくないもの」「なくすもの」として見るのではなくて、様々な角度から見てみる、考えてみる、言葉にしてみる、ということをすると、誰か特定の悪い人がいて、搾取されているというわけではない構造がはっきり見えてくる。
「今、あるものを、ないことにしない」ということの話だし、結局は教育の話でもあったりして、それが対話で話せるのが楽しかった。
そして、こういう話は、「平場で出せない」ということがあり、(解離の話もそうだけど)普段の生活の中で、普通に話せないこと、出す場を選ぶ話題についても考えるシェア会になりました。
ここでは出せるけど、井戸端会議やPTAでは話題にできない、というのは、実際、場を作っているとよくある。
カウンセリングでも、私(カウンセラー)には話せるけど、他の人には言えないという話は普通にある。(それを聴くのが仕事なので、それで良いのですけどもね)
だけど、平場で出せない話をできるのは、すごく楽しい。自分の奥深くあるものから、出てくるものを拾いあって、混ぜあう感じ。
私はやっぱりそういう深い話をする方が好きなんだなーと。
次回の学びのシェア会も楽しみです。
過去の学びのシェア会の記事はこちら↓
学びのシェア会は、誰でも自分で開催できますよ。自分の仲間とぜひやってみてくださいね。
===発起人ライチさんが考える学びのシェア会の作り方===
!参考・ライチの考える注意事項!
※受講した講座の丸写しNG
※受講した講座の資料流用NG
としたうえで
※シェアされる内容は、あくまでもその人個人の受け取っ
伝えた側の意図とは違っていることを前提
※シェアの内容を二次使用する場合は、原典(もとの講座
※少人数で気楽にやってOK(編集しきれてなくても、学
発表者だけが主とならず、対
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